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Unity 公式シューティングチュートリアル つまづきポイント第10章

Unityが公式でサポートしているチュートリアル

2D シューティングを題材にしていて、良クオリティなチュートリアルだが

一部記述が漏れていたりバージョン違いでやり方が変わっている点がある。

つまづきそうなポイントをピックアップする。

japan.unity3d.com

 

 

 

第10章 タイトルを付ける 

文中ではGUI Textを使っているが

現Unity5では旧GUIは廃止されてnGUIに移行している。

nGUIでタイトル描画を行う方法をまとめる。

 

全体イメージはこんな感じ。

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Canvasをどーんと使って、別途専用UIカメラを作成して投影する。

 

UIオブジェクトとUI Cameraの作成

  1. GameObject→UI→Textでテキストオブジェクトを作成。
    CanvasとEventSystemが自動生成されると思うが、必要な部品で、作られるのも最初の一回のみなので気にしない。
    f:id:forte2:20150523221606j:plain
  2. このままだと画面に映ってくれない
    UIを映す専用Cameraを作る
    GameObject→Camera (この時点では普通のカメラ)

    f:id:forte2:20150523225628j:plain

  3. Clear FlagはDepth only(描画してるオブジェクト以外はクリアな背景で重ねる)
    ProjectionをOrthgraphicに
     f:id:forte2:20150523230250j:plain

  4. Culling MaskをUIのみにする

    また、Main CameraのCulling MaskからUIを外す
    f:id:forte2:20150523230618j:plain


    UIオブジェクトの編集

  1. Textオブジェクトのインスペクタ(詳細画面)から
    表示テキストを「Shooting Game」へ変更
  2. Fontを予め用意されてるSAM_5C_27TRG_に変更
    右側の小さなボタンから選べる
  3. Font Sizeを60に変更する

    f:id:forte2:20150523231204j:plain

  4. 以上の設定で外観はチュートリアル通りになっているはず。
    座標単位はチュートリアル内のものと異なるので、適当に合わせる。(※)
  5. ヒエラルキーから、ここまで作った「Shooting Game」を複製し
    Press X」も作る
  6. Title」というゲームオブジェクトを作成し、
    二つのゲームオブジェクトをその中に入れる(次章用)

※ちゃんとレイアウトしたい!という方へ

  1. Textの設定「Shooting Game」の末尾にスペースや改行が混ざってないことを確認

    TextオブジェクトのPos Xを0にする

  2. Alignmentを中央揃えにする

    Y軸に好きな位置にセットしておしまい

    f:id:forte2:20150523223029j:plain

 

完成図

チュートリアル内容と遜色なしです

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